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トップ > 本/CD/DVD/絵画 > 古川卓「LUMINA(ルミナ)」
「私は空を眺めるのが好きだ。 淡く虹色に染まった大きな雲が、ゆっくりと形を変えながら南アルプスの頭をなでていく。夕暮れ時に、紫にそまる大空に金星が光はじめ、ピンクの雲たちがのびやかに浮かぶ。ライラック色の山々が、なめらかに色をかえながら、濃い藤色の空へと溶けていく。 数えきれなく心震わす、日々の光の風景はすうーと私の内側へと浸透してゆき、深い深いうちなる場所へと積もっていく。目を閉じて、心を静め、内側を見つめる時、私の一部となった光の風景が、内なる光としてよみがえる。」 【技法=スパッタリング】 「画面に向かい、薄く溶いた絵の具をブラシにつけ、それを指ではじいていく。小さな小さな絵の具の粒子が、キャンパスに飛んでいく。絵の具の色を少しずつ変えながら、色の粒たちの層を重ねていく。沢山の粒子が重なり合い、ある程度の層ができてくると、絵の中に空気の流れのようなものを感じはじめる。色の粒ひとつぶひとつぶが、呼吸しエネルギーを発しながら光輝くようだ。 ある時、ぴたりとひとつになる。数えきれないほどの色の粒たちが、自分のいるべき場所をみつけ、響き合い、ひとつの光の絵となる。 絵となった光が、観る人の心を震わせ、その人の内なる光と響き合うことを願っている。」 輝く光の世界をテーマにした作品です。 光に包まれた魂は永遠の彼方に拡がっていきます。 この作品は【LUMINA】のデモ音源を聴いて生まれました。(古川卓) 古川卓プロフィール 「光」をテーマにした絵画作品を中心に制作する美術家。 幼少時代を緑溢れるニューヨーク郊外で過ごす。 多摩美術大学油絵専攻を卒業。 ドイツの幼稚園で美術教師をした後、2006年帰国。 現在、自然豊かな八ヶ岳南麓で、旧工場を自らの手で家、アトリエ、ギャラリーにリフォームして暮らす。
サイズ:350mm×350mm 印刷方法:ピエゾグラフ ピエゾグラフとは? 原画をもとに筆のタッチや素材感など作品のあらゆる質感を再現することができる高性能デジタルプリント技法です。
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